白い親善大使〜ぎんじと過ごした15年

確かな絆で結ばれていた愛犬との思い出を綴ります

映画 mentor

リトルマム

内容をあまり知らないままレビューに惹かれて観に行ってきた。

いや、面白い。小学生が花火遊びをしていてアパートに引火、焼け出された夫婦の妻は身籠ったまま死亡。賠償金を払う事で示談となりそれから15年,被害者男性と大人になった少年達が再会する。

てっきり恨みに恨んで復讐をという流れになるかと思いきや、被害者男性は全身火傷で顔もケロイドが残ってるというのに少年達の未来を心配していた。

少年2人は、罪悪感を抱えながらもそれぞれの環境の変化で違う人生を送り過去の罪への向き合い方も正反対。それがなんとも面白くてシリアスな内容の映画なのに何度か吹き出しそうになった。

綾野剛はもうこんな中年役をやるようになったんだ。演技上手いなあ。加害者の2人、磯村勇斗、末澤誠也もすごく良かった🥰

辛い現実から逃れるために人はもがいてもがいてもがいて処世術を学ぶんだね。

映画 ハートオブビースト

リトルマム

公開1ヶ月になる話題作。私、本日二周目の鑑賞です☺️

ともかく胸が震える感動作で無駄のない仕上げで登場人物は人間3人と犬一匹のみ。話もごくシンプルで長年戦地で兵士として活躍してきた男と軍用犬の絆を描いている。

オーディンと呼ばれるシェパードは、戦地で片足を失った義足犬。ブラピ演じる主人公も瀕死の状態でオーディンと共に軍隊を引退をした。

主人公にとってオーディンは苦楽を共にした戦友であり、親友であり、たった1人の家族であり、弟でありかけかえのないパートナー。

小型飛行機で旅をする途中、心臓発作に襲われ墜落。それからアラスカの密林や急流川、山を超え途中熊や狼に襲われ命からがら戦い満身創痍になりながらも歩き続ける。

まだ公開中なのでネタバレは避けるけど、この映画の素晴らしさは犬と人間の垣根のない愛、オーディンが主人公を見つめる瞳の美しさ、過酷な自然がもたらす災いに身体を傷めつけられながらも決して根を上げず前へ進んでいく逞しさ他ハラハラドキドキのシーンとともに2人がじゃれ合う姿に胸キュンしてしまう。エンドロールが終わっても涙が止まらない作品なのです。

謎の毒親

リトルマム

姫野カオルコ氏初読み。

タイトルに惹かれて借りてみました。

読んで驚愕!物語になるようなスタンダードな毒親をイメージしてたのだけど、これは・・・

一見普通の家庭で、暴力やネグレクトを受けたわけではないけど、突然スイッチが入り感情抑制の効かない父、思春期の娘の身体の変化をねっとり観察したり、胸などを触ってくる母、新築なのに害虫がはびこり平気で放置し、ゴミなども捨てない不衛生な環境、容貌や成績などケチをつける共感能力の乏しさ、勘違いで激昂し人前でも平気で罵倒する理不尽さ等混乱する環境下で育った主人公のストレスは次第に募り、親殺しまで一瞬頭をかすめるくらい追い詰められていた。

抗うより脱出をと計画し、大学進学とともに家を出てようやく自由を手に入れる。

と言っても親と縁を切ることまではできずに、身体を悪くすれば見舞いにも駆けつけていた。

その両親は亡くなり、亡くなった後も親への疑問を解けずに至ると言ったあらすじで、親とのエピソードを人生相談という書簡形式で物語は進行している。

何が衝撃かというとこの親があまりに私の両親に似ていて、環境とかも自分とダブっていた事。

なので読んでいて混乱し、私の物語を書いた?なんて感じるほどだった。

こんな事あるんだね。